よしなかさん@おしごとラボ

ステップアップ転職ヤーで年収1000万からじぶん事業シフト。生き方、転職、経済など、これからの時代を生き抜くヒントを探し続けます。皆様のお役に立てれば幸いです。

「年末挨拶」「年始挨拶」のやり方がわからない?しっかりビジネスにつなげよう

年末差し迫って参りました。

近頃は年末挨拶も控えられる傾向になってきています。

「年末で忙しいのにわざわざ来るなよ~」って感じですね。

私も営業を受ける立場になってからはそのウザさが分かるようになりました笑。

さて、そうは言っても得意客であれば行かないといけない、ということもあるでしょう。

なにげない表敬訪問なのですが、その中にもなにかしら新しい提案をユーザーに持っていくようにしましょう。

タイミングとしては年の切り替わり、短期的ではあるもののお互い未来を見る時間であるわけです。

そこであなたが新しい提案を持ち込み、「来年はこれに取り組みましょう」と相手と認識を確認することで、次年のタスク共有となるわけです。

これは自分にとっても意識に刻み込むこととなるでしょう。

たかが年末挨拶、活かすも殺すもあなた次第。

【警報】令和初ショックくるか?リーマンショックを振り返ろう

早いものでリーマンショックから10年、そろそろくるか?っていう雰囲気がじっくりコトコト煮込まれ、醸成されています。

現在、世界経済が手元であっためているリスクは複数あり、いつそのトリガーが引かれるかというのをビクビクしながら世界中のみんなで見守っている状況です。

今回は、2008年に始まった金融初世界同時不況のモデルケース、リーマンショックを振り返り、現状に当てはめるなどして、危機に備える術を探ります。

 

 

①当時のきっかけ

リーマンショック、サラリーマンじゃなくてリーマン・ブラザーズだよ!

若い方は「リーマンショック」という言葉を、思い出話まじりに上司から聞いたぐらいかと思います(居酒屋で)。工場も週3~4勤務になり、それでも仕事無いから敷地の草むしってたけど草もむしり尽くしました、みたいな。

リーマンショックは、サラリーマンが失業したショックというのも結果的に間違いではないのですが、アメリカのlehman brothers証券の破綻が始まりです。

そのきっかけは、サブプライムローンの破綻でした。要約すると、値上がり狙いで買った個人の住宅ローンが行き詰まり、個人破綻が増え、その住宅ローンを「商品化」した債権が暴落→それを組み込んだ投資信託など数多の派生商品も暴落→それらをたんまり買ってた銀行の損失!阿鼻叫喚地獄!という流れでした。

そのため金融業界がまずは実弾を浴びて急速に停滞、その流れが実業界に続いていきます。

余談ですが金融市場では、アメリカ時間に暴落し、翌朝起きたら損失が膨らんでいた様を表す「おはぎゃあああ」というワードもこの時に生まれました。

 

②景気の底打ちまでの経緯

リーマン・ブラザーズ破綻で金融業界→カネの循環がストップ→実体経済のカネも止まる→企業破綻増加→景気急落

銀行業界でカネの流れが止まると、企業が予定していた設備投資も凍結します。大規模な設備投資はもちろん、小規模な案件まで波及し、その案件を受注予定であった下請けも、受注が延期され体力を失った企業が潰れていく、という流れでした。

当時はiPhoneブーム、スマホブームによって、スマートフォンの部品を作るメーカー、サプライヤーはまだ活況でした。併せてリチウムイオン電池の技術が発展し、電気自動車案件も相まって、電池にまつわる設備投資は、全体が停滞する中でもまだマシ、という状況でした。

少しマクロ経済の話になりますが、アメリカを中心としてQE、いわゆる量的緩和が行われ、各銀行が絞った蛇口を、各国の金融の元締めである中央銀行が、カネを大量に市場に供給することで、止まったカネの流れを政策的に回復させる手法が取られました。

アベノミクスも同様の手法です。異論も批判もありますが、最悪の状態を回避するという意味では一定の効果があったといえます。

 

中国経済のアシストで復活

●そんな中でも伸びたのが中国経済

かねてから伸びる延びると言われながら小康状態にあった中国経済が、このタイミングで急速に発展しました。特にスマートフォン関連が大きく牽引しましたが、最新設備の導入も進み、13億の人口ポテンシャルが一気に活性化された印象です。

 

●「インバウンド」を拾えた企業は生き延びた

ここからは記憶に新しいと思いますが、中国経済の発展とともに豊かになった中国国民の観光需要、いわゆる日本へのインバウンドを受け止められた企業は伸び、あるいは厳しい経営状況を脱することができました。

単純に観光産業だけでなく、コスメや日用品、炊飯器などもなんか中国でバズったみたいで、比較的小物のメーカーは恩恵を教授できました。

BtoBでも業界によっては特需が発生し、重要市場としての中国にフォーカスする企業も多数現れましたが、市場参入に独特なクセがあり(怪しいブローカーとか)、入り口で博打を打たされる、「無理ゲー」市場との嘆きも数多く聞かれました。

 

そんなこんなありながらも、この時期の中国が牽引してくれたからこそ、世界経済は順調に回復の一途を辿りました。

といっても、やはり全業種ではなく、「刺さった」企業とそうでない企業の差はありつつ。

 

④2019年を振り返る、リスクは増加も小康状態、景気指標は減衰

●米中貿易摩擦

半導体業界などでは、ファーウェイを例にとりますが、トランプと習近平の関税競争や技術規制など、現在でもバトル自体は継続しております。お互いハードランディングは望んでいないと思いますが、実業界からすると、バトル自体が余計なものとして見られており、トランプのツイートで株価や為替が乱高下するなど、予測できないエキサイティングな展開そのものがリスクとして捉えられています。

ブレグジット

ブレグジット自体は、メイ首相の時に議論が交わされ、現在もグダグダなバトルが続いています。これによるヨーロッパでの経済的な影響も実業界ではジワジワと出てきており、ヨーロッパ全体がその動向に注目しています。

ヨーロッパの企業の偉めの人に「ヨーロッパどうよ」と聞くと、まず「イギリスが」といいます。

ドイツ銀行、銀行全般

金融業界では“ドイツ銀行の破綻“ というキーワードをよく目にします。株価はどんどん下がっており、次のショックはドイツ銀行を起点にするものだ、という論調も、リーマンショックでの流れを見ていると必然と思われます。しかし決定的なショックの片鱗は見えず、やばいやばいと言われながら現在に至るまで、小康状態が続いています。

PIGSと呼ばれる、ポルトガルイタリアギリシャスペインの財務状態も、リーマンショックの後から併せて議論されることが多いですが、こちらもやばいとは言われつつも小康状態です。

●オリンピック

その頃一方日本では、東京オリンピックが近づいていますが、不動産業界や建設業界を中心に、オリンピック後の需要低下を懸念する声が絶えません。

ハコモノを作る時に必要な現場の人材が不足していることもあり、再開発のプロジェクトや工場の設備投資が先延ばしされていることもあり、オリンピックが終わったら何も仕事がない!という状態まではいかないようですが、それでも雇用をリードするでかい案件が 終わってしまうことは、市場に一定のダメージを与えることは 間違いないでしょう。

●経済指標の鈍化

不動産販売額や販売件数も低下してきています。10月の消費増税をきっかけに、個別の経済指標も悪化してきており、また、今年のクリスマスは消費が控えられているようで、小売業からは閑古鳥報告が。

amazonシフトしてるだけかもですが、飲食店も元気がないようです。

 

⑤まとめ

●オリンピック前後と目されるが年始〜5月も要注意

日本ではオリンピック前後で景気が急速に悪化する、という推測が多いですが、アメリカでの年末商戦の結果をもとにした経済指標や、ヘッジファンドの決算、財界の景気見通しなど、年の始まりは環境が変化するイベントが多いです。クリスマス休暇を終えた欧米勢が、正月休みの日本市場を狙ってくる事もあります。

また投資界隈では、セルインメイと呼ばれ、特に日本では3月決算の結果がその頃に発表されるため、一旦株価が調整に入ることが多いのも、下落のきっかけに なりがちです。

●銀行と財界の動向に注目

取り急ぎ 年末年始に注視しておきたいのが株価の動向です。金融界隈でもAIやプログラムによる自動化がほぼ成熟しており、何らかのショックが起きた場合に為替や資金供給など 実業に影響を及ぼすスピードは計り知れないものになっています。

もしそのような片鱗が見えた場合は、株価だからとスルーせずに、ニュースを深掘りするようにしましょう。

加えて年始の日経新聞では、各業界のトップが経済展望を発表する文化があります。やっていることは株価予想と大して変わらないのですが、連なる中小企業もこれを見てその年の景気を占ったりするので、結構影響力が強いです。

 

2019年も、年始に為替が急落する場面があり、色々と危ぶまれましたが、結果としては 好景気に沸いた一年となりました。

しかし進行するリストラなどを見ると、もはやこれまで馴染みであった、“景気が下がればみんな休み、景気が上がるまで辛抱する“という意識では通用しなくなります。利益体質強化のためのリストラなんで、終わりが無いやないか!と思ってしまいます。

博打っぽい部分もあるのですが、これからはやはり一人一人が経済の動向を分析し、自分の行動へ落とし込んで、自分で考えて行動する力が必要となります。

勉強しないサラリーマンが多いと言われる日本ですが、激変し乱高下する経済状況に振り回されないためにも、まずは自分の興味のあることから学びを始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

"やること"と"やらないこと"を決めよう/思考の引き算

アップルのスティーブ・ジョブズいわく、

「(経営や製品で)なにをするのかを決めるのも大事だが、なにをしないかを決めるのも同じくらい大事だ」

 

私が「捨てること」を意識し始めたのは体感的には35歳でした。

これまで「やりたいこと」を中心に行動を組み立ててきましたが、やりたいこと/やるべきことは沢山あれど、すべてを十分な熱量でこなしていくのは無理というのが分かってくるんですよね。

 

 

①何も見えない20代、ちょっと見えてる30代

20代の時は、「これが終われば次にあれをやろう、その時まで目の前の事を全力でやろう」っていうスタンスで取り組んでたのが、30代になると、ひとつのことを優位性を持てるぐらいモノにするまでの時間やクオリティがだいたい分かってくるんですよね。それで、目の前の「これ」と次にやろうと思ってる「あれ」も、まあ一般的には300時間とか1000時間とか言いますが、じっくりと取り組む余裕がないと保留にしていくんです。

かつ、お恥ずかしいことに、35歳からは徹夜とかハードワークとかに多少しんどさを覚えて、それなりのとこで無意識セーブがかかるか、あるいは長時間寝ちゃうとか。20代のアクセル踏みっぱなしに比べると、ブレーキもちゃんと踏むようになりました。(普通)

で、私は30あたりからレガシーめの産業で「新規事業・新規開拓」みたいなことを長らくやってきたんですが、ひとつの事業を立ち上げて最大限に伸ばして綺麗にまとめるまでには、だいたい10年ぐらいかかるんですよね。もちろんゴールをどこに見定めるかも重要ですが、「綺麗にまとめる」ってのは「仕組化して事業が自走運転して育っていくレベル」を指しています。要するに手を離してもちゃんと一人で自転車こいで上達していく子供って感じです。なんとなく儲かりつつ基本形を整えるまでなら5年くらいかな。

 

②40代からは思考の引き算

そうすると、たとえば40歳だとしたら、まだ体力ブースト効かせられるうちにゼロスタートでぐんぐん伸ばす事業持つって、多くてあと2~3本だと思うんですよ。人にも事業内容にもよりますが。

で、30代でそれなりに「見えた」仕事を40代でバズるとすると、あれこれ手出しするよりコア部分にコミットした方が効率が良いわけで、ジョブズのように「削って削って」とまではいかないまでも、非効率なこと、「それ今やる?」ってことは思い切って捨てないと、薄い時間を挟んじゃえば途端に遅々として進まなくなってしまいます。

 

日本経済が基本的にジリ貧になっている昨今、多くの企業が新規事業に望みを託し、本業以外に手を広げようとバタついています。かたや、右肩上げに疲れ、「ほどほどサイズ」までダウンサイズしたい企業も多いようです。

特に案出し案出しで、「何かやってれば気がまぎれる」経営をやってる会社ってすごく多いですよね。で、やること過多で全体的に疲弊していくか、軸ブレブレで何もやらないのと変わらない状態に進んでいきがちです。「何かをやらない恐怖」ってのも非常によくわかりますが、「これやんなくても変わんなくね?」ってものから捨ててみて、定期的にフィードバックすると、引いていくのがうまくなっていきます。

 

イデアをかたっぱしから積んでいく”足し算”よりも、ジョブズの言うように「やらないことを決める」”引き算”を意識すると、本当に必要なものが見えてくるかもしれません。

ていう40代にします!

 

銀行はオワコン!というもの悲しい現実【復活希望】

製造業の弊社に若い銀行営業マンが転職してやってきました。

最近の銀行フィンテックかなあと思い話を聞いてみたら、レガシーを超えてレジェンドな現状に心打たれたので書き記します。

私も最初の会社は金融だったので、少し故郷みたいな感も抱いています。

商売の根本は”ゼニ”だと思いますし、ディスるつもりは無く多大なレスペクトはありますが、なんかこう親父が年老いていく感じでしょうか。

 

①ビジネスモデルが悲しいほど変わっていない

私が21世紀初頭に就職したときは銀行は”仕組み債”、証券会社は”グロソブ”が流行っていました。(懐かしいあなたは同世代です)

本業以外は手数料ビジネスだったわけですね。販社手数料がだいたい3%なので、1000万入れて30万の手数料です。

本業の方はネットに食われて、リテールなんか半分以上高齢者サービス事業なわけですよ。

そんで、15年の時を経て、フレッシュな元・地銀リテール営業マンさんに「最近銀行ってなに売ってんの?」と聞いたら「投資信託です」とのこと。秒で。

金利なんかさらに下がってるから定期預金なんかゴミだわ、事業者に貸そうにも与信管理厳しいわ、営業マン大変。

最近のリテール、高齢者はたぶんまだまだ貯蓄持ってるけど相変わらずタンスなんですかね。身の回りの高齢者もまだまだモバイルバンキングすら何ソレって感じなんで冒険してNISAぐらいだと思うんですよ。

んで、40歳以下とかそもそも貯蓄ないじゃないですか。マスデータですが50%が貯金100万以下です。それでも、やる人はネットで投資ですもんね。

対面で投信購入とか、レアケースだと思います。

というのを20年前も営業やってて思いましたが今もあまり変わってないらしい。

だからコストを下げて収益を維持するしか方向は無いわけで。

 

②今日も元気にリストラ実施中

ということでメガバン元気にリストラ実施中です。

どこが何人とかは報道のとおりです。

それでも銀行界隈は新卒入れてソルジャーにしてるのは何なんでしょうか。

Techの部分は外注してますしね。

ビジネスモデルの根本見直しが手入れできないんで、レガシーなビジネスを低コストで回すのに若年兵士を使ってる、としか思いつかないんですが。

なんとなく、若年層側も、営業の登竜門としてガバガバ大量採用の金融行っとけばなんか食っていけるやろ的に考えてると思うんですよね。

でも実際は、普通に昭和マインドで大量採用をなんとなく続けてて、「最近の若いのは仕事が続かんのお・・」とか思ってそうで怖い。

今の時代、さすがに灰皿は飛んでないと信じていますが、スルガの件などニュースを見るに心を痛めます。

事業ポートフォリオ云々もそうですが、そういう営業体質含めたビジネスモデルがまだ根強く残っており、結果としてコストカットしか道が無く、リストラしか道が残されていないというのは姥捨て山か貧困百姓かというぐらいもの悲しいです。

 

③昭和の時代とともに役目を終え沈没していく巨大艦船

戦後の高度経済成長からバブル絶頂まで、護送船団方式で長らく拡大を続けた銀行団も、平成が始まり終わるまでに「変われなかった」業界のひとつとして、今まさにタイタニックのように沈没しています。

最近は製造業との絡みが多いですが、昭和を生き抜いてきた企業はみな、同じような感じです。新規事業とかで変わろうとするんですが、昭和を生き抜いた”成功体験”が邪魔になり、結局変われない。

同じ事業体の中で、レガシー事業とイノベーティブ事業は共存できないのです。

できる企業も無くはないですが、圧倒的に変われない企業が多い。

もし、今後メガバンひいては銀行業界が大きく変わるとするなら、富士フィルムのように、「コア事業の片鱗だけ残しつつフレキシブルに変化するアメーバ組織」になると思います。

コアってなに?というと、やはり「金融」、カネの融通で、大規模な企業向け融資とか、クラウドファンディングでまかなえない大規模なファイナンスしか優位性が無いですよね。

最近VCでスり気味なソフバンに金突っ込んでるみずほとかソワソワしますが、ファイナンス事業で利益が出るぐらいはスリムになる必要があります。

そうして銀行には日本経済を立て直すため、なんとか復活してほしいものです。

 

でも金融リテール営業とか20年後くらいには間違いなく炭鉱夫みたいに絶滅種になるよね。

 

行動力を鍛えるための、思考の転換

 インターネットにとめどなく流れる情報に触れていると、どんな人でも「これは面白いからもっと伸びるんじゃないか」「自分だったらこうするな」というアイディアはいくつも思いつくはずです。「趣味が無くて困っています。なにをすればいいですかね?」と相談を受けても、ヒアリングをしていくと必ず(無意識に)興味を持っている対象が数個は見つかります。その人に足りないのは行動力、実行力なんですね。忙しいから、お金がないから、などと理由をつけて先延ばしにしてそのまま忘却の彼方へ…。
 行動力を鍛えるには、「まず手を付けること」が大事です。70%の出来でも、50%でもいいので手を付けて進めてみること。それだけでもだいぶ変わります。
 なぜこれが難しいのか?突き詰めて考えると、まず「目標のイメージ」が高すぎて手が出せない。さらに考えると、「目標のイメージの高さ」=「自己意識の高さ」、つまり「私だったらこれぐらいはやり遂げる!」「俺ならこいつには勝たないとやる意味がない!」などと無意識に考えており、一定の熱量を投入すれば近づいていけることでも諦めてしまうのです。

 となると自己意識=プライドを排除することで行動しようとする意思への抵抗を減らすことができます。日本人は気高さやプロフェッショナル精神に特別な感情を持って、大切にしています。それ自体は素晴らしいことですが、世間の同調的意見をベースにした「変なプライド」「錯覚意識」が強いのもまた事実です。有名企業に勤めているから偉い、有名人と知り合いだから偉い、といった、個人能力とは関係の無い、属性優位の幻想を抱きがちです(または特に何も誇る事もないのにやたら自意識が高い)。
 そんな私が手を付けるのだから失敗は許されない!という無意識の考えが、新しいことへのチャレンジ(および継続)を阻害してしまうのです。

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 プライドを捨てるにはどうするか?まずはあなたが不完全であることを認識しましょう。私は3回の転職をしましたが、それぞれの会社で「この領域はあの人には絶対にかなわないな」という人がいました。皆さんも身の回りにそんな人が1人はいるかと思います。決まったことを確実にコツコツこなしていくのに長けている人、強力なメッセージとカリスマ性で周囲を引っ張っていくのに長けている人、コミュニケーションと政治力で組織をまとめるのに長けている人…など、これら全部私が弱いところなのですが、「あの領域では私にはかなわないな」という人が必ずいると思います。しかし、そんな人でも、別の領域では弱いところが必ずあるはずです。

 私は人間の能力は最大値が決まっていて、全てが他を凌駕する人間はいないと考えています。たとえば、能力値の総量を100とすると、【独創力】40【協調力】20【筋力】30【芸術力】10、といった具合です(項目はなんでもいいですが)。なにかが抜きん出ていれば、どこかに足りない部分があります。人間社会は、お互いの足りない部分を埋めるようにして成り立っています。自分が不完全であること、失敗して当たり前と思うこと、何度でもやり直しはきくこと。これらを受け入れて、目標(=成功イメージ)に達するまで、行動を繰り返し事実を積み上げていきましょう。行動を繰り返して目の前の現実を変えていかなければ何も始まりません。逆に言えば、やることを決めてしまいさえすれば、あとは手を動かすだけでいいのです。手を付けさえすれば、自然と考えが浮かぶこともあります。

 さあ、今やりたいことを始めてみましょう。

【独立失敗】フリーランスで失敗する前に読んでください!3つ+1のチェックリスト

過去最高益を記録する企業が激増するかたわら、大企業のリストラが春から始まり、YouTubeではフリーランスを煽るインフルエンサー

そうこうしているうちに年末差し迫って参りました。

フリーランスといっても個人事業主

フリーランスで独立し、失敗する手順は3つ。

 

①「誰がいくらで買うのか?」

あなたが売りたいと思っているものは本当に売れるのか?

そんなバカなと思うほど単純ですが、個人の思いと市場のギャップは必ずあります。

必ずです。

・まずは、自分の思うサービスをスマホで検索してみてください。

 既に数社サービスインしている企業があれば控えめに言ってアウトです。

・会社のカンバンを外したあなたから誰が買うのか?

 まだ独立していないのであれば、SNSやブログ、ネットショップなどで思いの丈をぶちまけてください。

 引き合いの一つや二つ入らなければアウトです。

 

フリーランスとして独立してしまわなくても、年収は下がれど転職し、副業も併せて稼ぐということも可能です。

 

②「3年後も仕事は続くか?」

いま勤めている企業、あるいは元の取引先の下請けとして独立し、フリーランスになる方も多いです。

しかし、担当者が変わったり、安値で受ける競合が出てきたり、様々な理由で取引を切られることも多々あります。

一般の企業でも、既存の取引先というのは1年に2割ずつ減っていきます。

つまり新規の顧客を獲得していかないと売上を維持できないわけです。

安易に、下請け仕事が長期間続くものと考えてはいないでしょうか?

 

③「固定費は払えるか?」

企業が赤字に陥るきっかけとして、家賃や人件費が払えなくなり・・・というものがあります。

3年ぐらいは気力でなんとか凌いでも、それを5年、10年と長期間続けるのは難しいわけです。

景気の波もあります。

 

勢いも大事ですが、今一度、飛び出す前に安全確認をお勧めいたします。

それでは今日もご安全に!

【転職Hack】転職サイトとエージェントは「使い方」で決まる!おすすめ攻略法

おしごとラボのyosshieです。

転職エージェントで内定も過去にいくつかもらいました。

 

転職は自分本位で考えると人生の大きな転機ですが、転職市場の中にあっては単なる商売にすぎません。

その点を理解していると、もっと市場システムにのっとってスムーズかつ効率的に活動を行うことができます。

 

 

①あなたは売り物、エージェントは営業マン

あなたは転職市場での”売り物”です。商品です。

商品をユーザー(採用企業)に売り込むのが転職エージェント。

採用(入社)が決まると、エージェントは年収に応じたフィーを手にします。

だからといってあなたが卑屈になることも、偉そうにすることも不要です。

企業とあなたのマッチングがすべてです。

 

私も本業は営業ですが、とにかくユーザーはめんどくさがりです。

すぐ決断を先延ばしにします笑。

そこでエージェントに商品を押し込んでもらう手助けをしてもらいます。

あなたがいくらで売れたかでエージェントの儲けも高くなることを理解しておきましょう。

 

②多くの転職サイトに登録するメリット

それが素晴らしい商品でも、特に目立たない商品でも、売るためには母数(PR先)が多くなくては売れる確率は低いままです。

多くのサイトに登録すると多くのメールが来て少し面倒ですが、あなたが本当に良い転職先を見つけるには、やはり複数のサイトに登録する必要があります。

「見込み顧客」を増やさなければ売れる確率は上がりませんし、あなたの希望に合う転職先も見つかりにくくなります。

転職期限が決まっているのであれば、転職サイトで5社は登録、2社のエージェントと接触すると良いでしょう。

具体的な目途が立っていなくても、3社は登録するのが良いです。

プライベートのメールに求人案内が届くのが面倒であれば、専用のフリーメールを作るのも良いでしょう。 

マイナビエージェント
年収UP交渉もお任せ!人材業界35年以上の歴史を持つマイナビの人材紹介サービスだから実績が違います!  

職務経歴書=商品のPRパンフレット

転職活動に必要な書類は2種類です。

履歴書、職務経歴書外資系であれば英文レジュメも必要です。

これらは、あなたという商品を紹介する”チラシ”です。

履歴書は所定フォーマットにのっとって作成すればよいですが、職務経歴書は”チラシ”を意識すると良いです。

所定のフォーマットをベースに、アピールしたい点を太字にしたり、少しフォントを大きくしたり、記載内容を膨らましたり削ったり、メリハリをつけるようにしましょう。

買いたい!と思わせるチラシ作りが必要です。

とはいえ、転職のための書類とあっては作り手の思いが先走ってしまうもの。

三者であるエージェントに見せて客観的なアドバイスをもらうのも良いです。

 

また、私も採用に携わることもありますが、もうひとつ言えることは、

企業の採用担当者は基本的に書類をあまり見ていません。

正確に言うと、人事担当者以外(現場担当者)は書類をじっくり読む時間がありません。

「来週月曜日の10:00に面接だから同席してください」

こう言われて、忙しい通常業務の合間に面接の時間を絞り出しているわけです。

あるいは事前にしっかりと読み込む担当者もいるかと思いますが、多くは面接の10分~30分前に手渡された書類にざっと目を通し、あとは面接で人となりを見るか、という具合です。

そうなると、”チラシ”のヘッドラインだけざっと拾い概要を把握するにとどまります。

そこにメリハリを効かせ、伝えたいことに誘導できるよう、チラシのレイアウトも工夫しましょう。

 

④面接後もエージェントとコミュニケーションしよう

面接が終わった後もエージェントに連絡し、面接官の反応を伝えましょう。

あなたという商品を企業に買ってもらうまで、エージェントは継続してプッシュしてくれます。

もし面接で言葉の”あや”が原因で誤解を生んでようであれば、エージェントは道筋を修正してくれます。

そのため、面接で相手方企業が少し乗り気でなかったり、条件面で折り合わない雰囲気が見えたら、エージェントに伝えて企業側と調整してもらうこともできます。

 

ちょっと注意することは、面接の結果、企業があなたの希望に沿わないと分かっても、エージェントは”成約”に結び付けようとしてきます笑。

その時は、辞退するか違う企業の紹介をもらうかきちんと意向を伝えましょう。

 

⑤質より量

あなたが本気で良い企業を見つけようとするなら、企業と接触する数を多くするべきです。

ビジネスでも、「売りたい」ものと「売れる」ものがかけ離れていることは多々あります。

特に異業種・異業界の場合、あなたが意図する業界では優れた”競合商品”が多いかもしれないですし、見向きもしなかった業界の企業があなたのスキルを高く買う可能性もあります。

転職活動をする中で、書類選考や面接の反応を見ながら、戦略を修正することは重要です。

日本国内では400万社の企業があります。

10~20社に落ちたからといって、企業全体数から見ると限りなくゼロに近いわけです。

戦略が無いまま数を打ちまくるのも効率的でないですが、上記①~③を押さえたならば、臆せず数多く応募することを心がけましょう。

「きっとあなたとマッチする企業が見つかる」と願望的なことは言いませんが、母数を増やすことで「より良い」企業が見つかる可能性は比例して増加します。

 

転職活動は非常にパワーが必要ですが、ここで記載した方法を実践することで他の”商品”と確実に差別化することができます。

ひとつでも良いので、ぜひ実行してください。

あなたに良い転職先が見つかるよう、お祈り申し上げます。

SE・プログラマーの転職『マイナビエージェント×IT』