人生60分法 ~人生を時間に見立て、今やるべきことを見つめなおす~
人生60分法、という考え方があります。
その名の通り人生を60分の時計盤に見立て、たとえば30歳だとしたらちょうど人生の半分、50歳ならあと10分しかない(残り少ない)!となるわけです。
トータルの時間軸は60年でも100年でも良いかと思います。
60分で終わる仕事、会議なんかを考えるとイメージしやすいですね。
いちおうこのブログは「おしごとラボ」なので笑、仕事人生と重ねてみると、
私は30代後半なので、1時間でいうと”人生会議”終了まであと20分ちょっと。
「いろんな議題が出てきたけど、もう少し時間があるから今の内容深堀りしてみるか」って思ってる時間ですかね。
あなたはどうでしょうか。
私のイメージですが、
会議や打ち合わせ、面談の60分をおおまかに分けると、
最初の10分って挨拶とかイントロで終わります。
次の10分で議題の発表や方向性を出し、
次の10分で本題について話し始め、
次の10分でさらに深堀りし、
次の10分でまとめに入って結論を出し、
最後の10分で終わりの挨拶ですね。
今現在は「深堀りタイム」ですが、まだまだ仕事の方向性がまとまる気がしませんね・・・。
ただ「捨てなければいけないこと」は増えてきている気がします。
プログラマーになるとか。
実際の商談では、あと20分を切ると「もうそろそろまとめに入ろう」と思ったりしますが、
45歳定年説などと言われているこれからの時代は、常に深堀り、方向転換、チャレンジを続けなければいけないかもしれませんね。
私は結構時間を気にするタイプなので、55分を過ぎたあたりはかなり焦ってしまいますが、55歳ってどういう感じなんですかねえ・・・
今とあまり変わらない気がしてきました笑。
皆様も自分の人生を時計に見立てて立ち止まって現在地を確かめてみてはいかがでしょうか。
「利益強化リストラ」の雄、富士フィルムHDに学ぶ/儲かってるけど「生き残り」に真摯!
おしごとラボのyosshieです。
本業がヘタってきて苦肉のリストラってパターンから、「儲かってるけど生き残るために利益体質強化リストラ」にシフトしているよって話ですが、日立をピックアップしたところ、富士フィルムが日立の画像診断事業買収ぅーっと絡んできたのでかねてより奮闘中の富士フィルムの動向をば。これを見れば「利益強化リストラ」のドラスティックな雰囲気が感じれる。はず。
富士フィルムってカメラのフィルムでしょ?っていうのはもう化石世代になるんですかね・・・。デジカメ>スマホと単体カメラ市場の消滅を機に、液晶や医薬品の方に舵を切って、その後も小刻みなリストラなど改革を続け、リーマンショック後もリストラなどしながら、おもに医療系の成長分野にM&A投資などを続け、成長を続けています。ちなみに2019年3月期は過去最高営業益。ざっくりと流れを見ましたが、現在の事業ポートフォリオ割合はおおよそカメラなどイメージングが4千億、医療1兆、オフィスソリューション系が1兆って感じです。
体感的には医療系の投資が盛んなイメージで、これは日本企業全体の傾向かもしれませんが、自社開発はコストリターンが割に合わんのでM&Aでどんどんガタイを大きくしていこうっていう雰囲気です。ニコンとかオリンパスとか、かつてのカメラ光学系の企業も医療系に進んでいますし、これが「本業のコア技術を活かした企業変革」のリアルかつ理想的な姿のような気がします。
中の人の声をググったりすると、ザ・昭和企業!って感じの体質が溢れ出てたり、リストラの壮絶な愛憎劇が繰り広げられていて、マスコミ報道の富士Fキラキラ感の下に広がる無数の屍が感じられます。とくにここ15年ぐらいは「負け戦からの復活」劇なので、自社を重ね合わせて奮起する中小企業さんも多いと思います。
話戻って、5GやAIでビジネス構造が大変革を起こすと、その地殻変動に飲み込まれるレガシー産業のレガシー企業が大増加すると思われますが、富士フィルムを見習ってこれからの大変革を生き残っていくためには、「自社のコア技術や強みを定義して」「成長市場にフィットさせ」、「不足には絶えず投資し成長を止めず」、「弱い部分は徹底して切り離す(リストラ)」という事業プロセスになります。まとまった。これを富士フィルムから学ぶトランスフォーム理論といたします。
さあ、皆様の会社ではいかがでしょうか。コア技術や強みがなければ、まったく違うことやっていけば良いと思ってるんですよね。簡単じゃないですけど。そうするとやはり、「コア技術の要素だけ残り、それ以外は自由に収縮するアメーバ的企業」というのが最適化の末にある企業の在り方となるわけで、またこの結論になってしまいました。
やっぱりそうなるよね~未来。
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【待望のエントリー版RPA】UiPath Studio Xでシナリオ1本作ってみた/かんたん自動化
待望のエントリー版として爆誕したUiPath Studio Xですが、10月のリリース時に軽く1本シナリオを作ってみたのでご査収ください。
【待望のエントリー版】UiPath studio X ざくっとレビュー!【RPA初心者にも】
UiPath Studio Xの強さとしては、
・かんたんインターフェース
・小規模であれば無料で始められる
という2点です。
2017年からのRPA黎明期では、UiPathとWinactorとBiZrobo!が日本市場をパワーで押してきたわけですが、「プログラミングの知識不要!」といいながらも、やはり素人からすると習得に一定の壁があるわけですよね。
たしかにコマンドプロンプトみたいな「プログラム!」感は無いですが、多少はパソコン慣れしてないとまあ、「カンタン」ではない。というところに、さらに目を付けたRPAサプライヤー諸兄がさらに参入しており、カンタンなものもいくつか出てきています。なので昨今、「カンタン」なRPAは割と選択肢があります。
とはいえビジネスモデル的にサブスク/月額型になるため、「やってみたいけどコスト無駄にならないかなあ・・」という企業は多いです。大企業向けだと年間ウン百万て感じです。そこへ、もともと小規模版が無料であったUiPathも、満を持してStudio Xをぶつけてきたわけで、導入ハードルを高く感じている企業にとってかなり強力なパートナーとなるはず。
カンタンなエントリー版Studio Xでスモールスタートし、規模を広げられそうだったらエンタープライズ版を導入、しかもSalesforceとの連動も発表しており、あらゆるスケールでも有効活用できるUiPathです。
まずは使って体感してみてはいかがでしょうか。
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あれ?気づいたら定年してね?自分の働き方改革から始めてみよう
急に45歳定年説が隆盛しており、あれっもう俺定年なの?!という諸兄もおられたりおられなかったりするかと存じますが、リアルなところどうなんですかね。昨年までの人手不足を機に、労働者確保のため終身雇用を約束したり、非正規から正規に切り替えた会社も少なくないと思いますが、一転、雇用期間の劇的な短縮のトレンドがぶち上がり、一気にハシゴを外された感が否めません。
好不況の波が大きい半導体界隈ではメガチップスが35歳で早期退職募集するなど、人手不足説はどこへやらで、急激に労働市場の再構築が進んでおります。去年までとトーンが打って変わって働き方改革進みすぎやろと思ってしまいます。
近年は台風など自然災害前にも警告、アナウンスが発せられるようになっており、以前より「備えのインターバル」が確保されていると思いますが、災害と違って、個人の働き方を変えるには一定の時間が必要ですよね。
私も45歳の定年までには10年切っており、多少の副業稼ぎはあるものの、早急に備えを進めている次第です。
スマホ1台で情報収集をはじめ、ある程度の副業やサイドビジネスも始められるようにプラットフォーム側も最適化されてきており、スマホのポテンシャルを最大化することでもっと効率的な働き方が実現できるわけです。
進むべき方向性を見誤るといたずらに時間ばかり食ってしまい、最悪は「○○日間で☓☓稼げました!」みたいな情報商材に、焦りから手が出てしまい、多額の出費と教材だけが残るみたいな。
多少のセンスも影響しますが、何かを作って売る、あるいはタイムシェア系を除き、それなりの金額を得るためには、それなりの時間(300〜1000時間)が必要です。企業の働き方改革は遅々として進みませんが、自分の働き方を変えるには自分と戦えば今日からでも小さく始めることはできます。数ある副業候補の中から取捨選択するだけでも1ヶ月はかかるでしょうから、「努力と継続!」なんて思わなくていいのでまずは気の向いたものから始めてみてはいかがでしょうか。
音楽業界の劇的変化で無くなった仕事/ビジネスの在り方が溶けていく
本記事はちょっと短めの雑記ですが、とある若い人と話した内容が個人的にすごく響いたので記しておきます。
RPA/AI・OCRで人間の仕事が減る!奪われる!とセンセーショナルにバズった時期がありましたが、それでもなお大半の人は「結局ロボットにはできないものがあるから大丈夫だろう」とタカをくくっていると思います。しかし皆さんの身近なところで変化が起こっており、それは今後、そう長くないスパンで全産業に波及すると思います。「ロボットにはできないだろう」の概念を変える必要があるのではないかと思い、記述させて頂きます。
①音楽の聴き方が変わった
私は日常的に音楽を聴くのはYouTubeがメインなのですが、伸びているサブスク音楽サービスSpotifyも含め、
・定額か無料
・無限にコンテンツが追加される
この2つでも破壊的なサービスなのですが、
・一定の動画や音楽を視聴すると嗜好性を読み込んで「おすすめ」リストを自動再生する
これがかなり強い付加価値ですね。
②「新しい音楽」へのナビゲーターが消滅
私は昔バンド活動を行っていましたが、その頃は新しい音楽に出会うためにタワーレコードに行って、店頭のオススメCDを視聴したり、店員さんに聞いたり、あるいは音楽雑誌を読んでいたわけです。あるいは洋楽だと、日本語歌詞についてるライナーノーツを見て、同様のアーティストを探したり・・・。上記YouTubeで自動再生になる動画や、Spotifyに定期的に「オススメ」されてくる音楽をただ受け取るだけで、どんどん新しい情報が流れてくるわけで、「誰かがあなたの好みを判別して新しい音楽をオススメする」という、10年前は普通に人が行っていた作業が(若い世代では)なくなっているんですよね。
WEB広告にしても、AMAZONで調べたほしいものが別のサイト広告として出てきたり、「これって最終的に店舗販売員っていらなくなるよね?」と思った次第です。必要なのは実物を確認するリアル店舗ぐらい。製品や作品を出すサプライヤーとユーザーが、プログラムやAIを通して直結に近い形になると、中間にいた業者さんや仕事がなくなります。理解はできるけど、「そのうちそんな未来が来るのかなあ」といった時代が、もう来ちゃってるんですよね。
③ビジネスの在り方が溶けていく/根源的な「価値」だけが残る
大物アーティストがサブスク参入やなんやと、時代の流れに抵抗を見せた挙句撤退したようなイメージを持ってるんですが、古来のレガシーなビジネスモデルってのは既得権益もろとも、今後数年でさらに溶解していくんだろうなあと思います。まあ、その方が健全だと思いますけど。その代替として、新しい形のビジネスプラットフォームに変化していくのですが、最終的にはその「商材」がもつ根源的な価値に回帰していくと考えると、じゃあ「根源的な価値ってなんだ?」となるわけです。今回は音楽を例に挙げましたが、音楽の根源的な価値ってなんでしょう?
ライブ?それはVRで互換されない?
感動的な楽曲や歌詞?それはAIに再現できない?
などと考えると、私たちが何に感動しているのか、価値を見出しているのかのヒントになりそうです。今のところ私はその答えに辿り着いていません。
思いついたらコメントください笑
【40代の転職】転職失敗!を防ぐブラックorホワイト判定
転職を検討する際に、この会社はホワイトだろうかブラックだろうか?
というのは誰しも気になることかと思います。
3回のステップアップ転職をしてきた私の意見では、
「ホワイトかブラックかは結局マッチング次第」となります。
(身も蓋もなくて申し訳ありません)
条件が良くても自由度が低かったり、自由度が高くても業務が組織化されていなければ効率的に働けなかったりします。
途中で変えても構いませんので、「転職の優先軸」を決めることは重要です。
また、転職クチコミサイトの複数チェックは必須です。
下記3サイトはレビューが多くオススメです。
- 転職会議 https://jobtalk.jp/
- Openwork(旧Vorkers) https://www.vorkers.com/
- カイシャの評判 https://en-hyouban.com/
40代での転職はリスクが高いと言われていますが、そんなことはありません。
ただしマッチングは慎重にならないと、ミスマッチ時のリカバリが大変です。
若い人も含めてですが、一時の気の迷いで適当に転職先を決めてしまうと、良くない企業に当たってしまう確率が高いです。
また、世の中の事業が短期サイクル化している現状から見ても、今後もそのリスクは増えてきます。
程度の差、また個人の優先事項により感じ方の差はあるかと思いますが、
まずは以下の項目が判定ポイントになるでしょう。
①年収
転職時の年収は、想定年収レンジとして公開されていますが、実際は前職給与が基準となります。
目安として、大都市圏では600万前後が高収入ラインの下限になっています。
特に40代以上では従来の給与制度から現職の年収が高めになっていることが多いと思いますが、
600万以上であればホワイト判定となります。
転職サイト/エージェントには高収入案件多数とありますが、
私が利用者として見る実際の求人傾向では、800万以上は特別なスキルを必要としています。
高度なレベルでの、語学、マネジメント経験、データマーケティングなどです。
またIT系ベンチャーやスタートアップでも成果により同等レベルの年収求人もあります。
(若い人はこれら企業へのチャレンジをお勧めします)
30代以上での異業種への転職では年収がダウンする可能性が高いのですが、その際も600万円がベースになります。
★年収600万以上のレンジでホワイト判定
②労働時間、日数
以前から求人票の表向きは「9:00~17:00定時、年間休日120日」はテンプレですが、
転職クチコミサイトではここに無い情報がザクザク出てきます笑。
ここ2年ほどで、「働き方改革」の影響か、出社拘束時間は改善してきていますが、企業次第の面が大きいです。
・フレックス制度はあるか
・有給消化制度の有無
・ワークライフバランスへの取り組み
これらの質問を投げかけるだけでも、何もしてない企業は必死に取り繕おうとしますし笑、
実態がどうあれ、改善に取り組んでいる企業ははっきりとこちらに伝えてはくれるでしょう。
★働き方改善の取り組みを面接者にしっかりと伝えられればホワイト判定
③働きやすさ
主観がすべてなので定量化が難しいイシューですが、退職者の退職理由を見ると一番重要なポイントです笑。
大きくは、「社風」と「レポートライン/上司」になります。
転職クチコミサイトで社風を推し量るための判断基準キーワードはいくつかありますが、
悪いキーワードだと「トップダウン」「会議が多い」「(転職で)出入りが激しい」などです。
これらは主観的な表現ですが、テンプレ化している表現でもありますので、まだ定量性があります。
良い社風である場合は、「気さくに話しやすい」「裁量が任されている」など、ちゃんとプラスのレビューがあります笑。少ないですがね。
とはいえ部署によっても違うことはままありますので、
決して面接の雰囲気だけで判断せず、人事担当者に個別に依頼するなどして、職場見学をするようにしましょう。
場合によっては、実際に働いている人を食事に誘ったりして、会社の外で話すのも手です。
私もその方法は進んでやりませんが、どうにも迷った時はお願いして部署の方と社外で時間をとってもらい話をしました。
面接という場では募集部署の担当者も、上役や人事が横に座っていたりして言いたいことが言えなかったりしますので笑、
部署の担当者を開放してあげる意味でも社外に誘い出すのは有効です。
★「トップダウン業務」や「無駄な会議が多い」などマイナスレビューが少なければホワイト判定
可能な限り実際に働いている人と本音トークの場を作る!
④伸びている/儲かっている業界/起業か
自分にどうしてもやりたいことがある、という場合を除き、
特に年収面では伸びている/伸びが見込まれる業界でないと好条件は厳しいと思います。
入社時は伸びていても、頭打ちが近付いていては3年後に業績悪化でまた転職先を探したり、
ということも充分に起きうる世の中です。
・継続的に利益を残せる高利益体質であるか
わかりやすい判断基準としては、「リーマンショックの2009~2010年に赤字にならなかったか」というのがあります。
リーマンショック時は日本企業の8割以上が赤字になりましたので、その時に黒字を確保できていれば、
かなり利益体質は高いといえます。
・ビジネスモデルや事業ポートフォリオが脆弱でないか
瞬間風速的に(特需的に)儲かっている会社でもホワイト環境を実現する場合がありますが、
たとえば自動運転やドローンなど、法整備が追い付いていない市場や、競合の多いネットサービスなど、
特定の事業に集中したビジネスモデルでは、市場の変化にすぐ飲み込まれてしまったり、
工場新設や人員増加など設備投資のタイミングで財務が急激に悪化したり、という脆さがあります。
ある程度レガシーな“堅い”事業を持っていたり、収益の柱が2~3個あるようだと安全性が高いです。
★リーマンショック時に黒字確保できていればホワイト判定
一点特化型でない事業モデルで収益源が分散化されていればホワイト判定
いくつか判定ポイントをお話しさせて頂きましたが、
★転職はマッチングだが深く調べることで失敗確率は劇的に減らせる
★「20~30年安定する転職先など無い」ことを受け入れる
これらを肝に銘じ、転職活動に励んで頂き、このブログがその一助となれば幸いです。
日立グループの業績から見るリストラの可能性
こんばんはyosshieです。
個人的に日の丸大企業の雄と思っている、日立のIR資料をまとめてみます。
発表は10月末。
日立の2019年度上期連結業績、ITは好調も上場子会社がいずれも減益に 通期業績見通しを下方修正 - クラウド Watch https://t.co/TGidE1zN7d
— yosshie@次世代おしごと研究員 (@tlw20151) 2019年12月12日
顔面のインパクトが秀逸ですが、めげずに内容を見ていくと
・IT、通信設備系の投資活発、増益。インダストリー、ライフは微増益。
・エネルギー系(重電)、その他は減益。
・子会社:日立ハイテク。日立建機、日立金属、日立化成はどれも減収減益。
全体悪げな雰囲気ですが、そうはいいながら黒字は確保しています。
前年比でブレーキかかってる感じですね。
これにより通期見通しを下方修正しましたが、主な要因として「子会社の悪化と、為替」とのことです。子会社さんにハッパがかかってそうでお察しします。
自動車と半導体が鈍っているようで、車業界の弱さは実業でも最近よく耳にします。
為替は最近やや円高気味ですが急直下するでもなく安定していると言えるので、年明け以降崩れなければさらなる修正は無さそうなアナウンスですね。
黒字ではあるものの売上に対する利益率が低下しており、2020年の見通し次第では赤字回避の策を打ってくる可能性があります。
別記事で紹介していますが、2020年は全世界的に「なんとなく景気下降する予感」を抱いています。米中貿易摩擦とか、EUでいえばドイツ銀行危機とか、日本だとオリンピック終了とか、悪材料には事欠きませんので、「もうそろそろ来るやろ」という認識は海外でも変わらないようです。
昨今のリストラが不景気によるコストカット型ではなく、「利益体質強化」型と呼ばれているとおり、景況感と併せて利益率を確保するとなると赤字が見えた段階で非効率部門から手入れする可能性は十分にあります。
目先、5G関連でまとまった設備投資の見えているIT部門に比べ、「自動運転」をイシューにした半導体・自動車業界は隆盛まで数年のタイムラグが発生する可能性があります。少なくとも「食いつなぎ」の数年はリソースの再構築(異動や出向)は可能性が高いですね。
個人的には5G投資が中継ぎで景気を引っ張ってくれればショック的な不景気は回避されるシナリオもゼロではないと見ていますが、どうなんでしょうね。
おおよそ正月前後~2月で経済イベント発生確率は高いので、継続的な情報収集は必須です。
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「サラリーマン」が個人事業で「副業しよう!」と思ったときに「いちばん最初に」読む本|OSHIGOTO lab. 就職/転職、英文化、経済、RPA/AIなど扱います #note https://t.co/GAFXKiH5xI
— yosshie@次世代おしごと研究員 (@tlw20151) 2019年12月3日