よしなかさん@おしごとラボ

ステップアップ転職ヤーで年収1000万からじぶん事業シフト。生き方、転職、経済など、これからの時代を生き抜くヒントを探し続けます。皆様のお役に立てれば幸いです。

未来予測と現状の随想<ChatGPT、金融不安、政情>

ChatGPTは衝撃だ。

2023年3月の現時点で、自分が追っているリソースでは大変な盛り上がり。

しかし周囲の人間と話しても知っている、使っているは10%以下。(IT業界)

まあ、そんなものだろう。おそらくまだアーリーアダプターのフェーズだ。

 

アプリを作ってみた、実装してみたの報告記事も多く、まだ粗削りな部分もあるがこれは本当に使えるものなのだろう。

自分はここ最近忙しく充分にテストできていないが、エッセンスの部分では簡易アプリ作成や文章作成で軽く使ってみており、充分衝撃は受けている。

 

かたや金融界隈はSVB破綻からクレディスイス危機、と連続的な危機的状況が発現しており、毎日、対策と次なる危機がいたちごっこの状況。

ドイツ銀行がまだ出てきていない)

一方で地政学的なリスクも日に日に増していて、臨界点に達しているような記事も見て取れる(が、もう少し、事象は数か月程度先になるとみている)

 

なんとなく想定していた危機的シナリオがひとつずつ、しかしどれも突然に現れてきている。

そして食糧危機もまたしかり。

 

日本の”驚異の横這い力”にて、海外に比べればまだ破滅的な状況からは遠い。

しかし、2023年は苦難の年となるのか?

 

材料は充分に揃っているが、決定的な変化がどう現れるか。

順番としてはおそらく金融危機(部分崩壊)→地政学事象→食料(物流)混乱と考えている。

金融危機の部分破綻は示現していて、その対策方針(部分QE)が行われている状況。

被害拡大→火消(対策)で、どうにもならないところまでは数週間~3か月程度かかるかもしれない。

6月がまたひとつの天王山になるという話も出てきている。

また、物価上昇も4月以降、さらにアクセルが踏まれてくるだろう。

そうすると今年2023年の秋ごろにはまたかなり状況が変わっていると思う。

 

様々な危機を想定した備蓄文化も日本で(割合は少ないと思うが)広がってきており、自分も可能な範囲で準備はしているが、

災害発生における数週間しのげるレベルが精いっぱいで、中長期的な食糧不足に対応できるものでは無い。

これも、可能性としては国内外の物流における問題が発生すると数日以内で大きく波及することもありうる。

さらに世界的にもトラックドライバー不足が懸念されているが、日本では2024年から労働規制からさらに需給はタイトになると言われているし、燃料高が再燃すると物流の在り方自体が今のままでいられないのは当然だろう。

 

というわけで、現状から2023年以降を積み上げ式に考えても、2024年には厳しい経済状況に移行している可能性が高い。

 

今度は、現状で予定されている2025年の新札切り替えを騒乱の関連イベントと捉えて逆算する。

2024年には各国財政の危機的状況および、日本国内でも財政含む信用収縮(日銀政策が多分に影響)が起きると、これまで蓄積された緩和量や波及効果を考えて、かなりのスピードで進んでいくものと思われる(SVB問題からの想定)。

世界的な騒乱(戦争に近い状態)は政治マターのため、騒乱イベントが金融混乱の後か先かというのは判断が難しいが、過去の戦争経済の事例を鑑みるとあまりズレのないタイミングになるだろう。

それらを考えると、2024年のどの時期かはさし置いても、騒乱状態に再突入している可能性が高い。

 

その前段としての2023年は、やはりそれらの下地が形成される時期と見て良いかと思われる。

”新しい戦前”とは言い得ている。

 

ここで再度ChatGPTに戻ってみると、

AI技術は”次なる戦後”の社会の在り方のベースになると考えているが、

早いスピードで実装が進んでいき、また各企業の競争によりAIサービスが拡充してくると、2025年には完全でないもののある程度の経済活動を支える社会基盤になるには充分なタイムラインかと思う。

特に日本では高齢化や特殊文化も手伝ってアナログ要素が非常に多分に残り、また幾度の変革タイミングを逃れてきたわけだが、

労働規制や労働力不足も手伝って、いくつかの外部環境変化も重なれば、いまSF的に捉えている未来像もあながちズレなく現実化する可能性は高いし、何よりそんなに先の話では無いかもしれない。