よしなかさん@おしごとラボ

ステップアップ転職ヤーで年収1000万からじぶん事業シフト。生き方、転職、経済など、これからの時代を生き抜くヒントを探し続けます。皆様のお役に立てれば幸いです。

ブログ継続のルーチン/キーワード選定まとめ

ブログをとりあえず始めてみて、丸2か月くらい。広角打法で方向性を探っている感じです。というと聞こえはいいですが、フラフラ道草食って遠回りしています。

ブログのみならず様々なアレに取り組んでおりますが、正直、副業という意味ではスキルシェア系の方がカンタンです。しかし、もともと創作活動好きなのもあり、またWEBマーケの知見も溜まるし、ということでブログは続けるつもりでありますが・・・。

あまり目標も高くせず、マラソンを走る心持ちで継続したいと思います。

というのは置いといて、

ビジネスチックなブログに関してはやや初心者なので、探り探り積まれてきた情報を少しまとめておきます。主に自分用まとめ記事ですが、お役に立てれば幸いです。

 

 

①通常ルーチン

【ブログ記事を書いた後】

はてブロの場合:Googe search console の「サイトマップ」にxml読ませて、定期的に再クロールをお願いします。

・Word Pressの場合:プラグインWebSub/PubSubHubbub」で自動。たまにチェック

 

②キーワード選定

https://www.related-keywords.com/ でKW検索

Google キーワードプランナー 

・keysearch beta https://kitsune-room.com/tools/keysearch/

・KOUHO.jp https://kouho.jp/

・コンパス(有料) 

・GRC(有料) https://seopro.jp/grc/

 

③素材探し

・Illust AC https://www.ac-illust.com/

・pixabay https://pixabay.com/ja/

 

④サイト分析、管理

SEOチェキ http://seocheki.net/

・Xmind http://jp.xmind.net/download/win/

 

↓↓参考になった!という方は応援のつもりでクリックおねがいします!

 

 

無料ネットショップ「BASE」の威力!売るものが決まってなくてもとりあえず登録してみよう

副業や在宅ワークとしてネットショップ開設を検討している方へ!

20年前から副業としてネットショップ通販を運用してきた経験から、

無料ネットショップBASEの素晴らしさをお伝えします。

これから色々と書いていくのですが、読まなくてもいいのでまずは登録を(笑)!

それぐらい素晴らしいショップアプリなんです。

 

 

①昔のネットショップ・・・

ネットショップというとひと昔前は、

・ショップ登録

・商品登録

・カート設置

・カード決済機能申請

の手順で進めていったものですが、

まあリアル店舗に比べれば格段に低リスクでかんたんとは言うものの、

そうは言ってもやはり“それなりのショップ”に持っていくには時間がかかりました。

私が扱っていたのは主に音楽CDやグッズ、アクセサリーなど小物でしたが、

ある程度のパソコンや通信の知識と根気がなけれはなかなか続けるのにもひと苦労でしたね…。

 

 

②BASEのすごさ、その1!かんたん開設5分!

 BASEの魅力ですが、私も実際にショップを作成してみて驚いたのですが、

新規登録から開設までたったの5分!

ほんとにビックリしました(笑)。

あれっ、えっ、もうできたの?!

っていう感じです(笑)

↓こちらはBASEのトップページ、

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・連絡用メールアドレス、

・ログインパスワード、

・ショップURL

の3つを記入し、利用規約にチェックを入れ、

「無料でネットショップを開く」をクリックすれば登録完了です。

完全無料なのでいつのまにやら請求が・・・?!なんてことはありません。

商品が無いからって誰にも怒られるわけではないですから(笑)、

思い立ったが吉日、まずは開設してみましょう。

ちなみにいつでも閉店(登録解除)できます。

 

③BASEのすごさ、その2!いきなりカード決済可能!

個人的にはBASEの革新性はココだと思います。

なんと開設して設定したらいきなりカード決済で買い物してもらうことが可能なのです。

なにがスゴイの?

というと、通常、ネットショップを開設すると、 デフォルトでは「銀行振込」のみになります。

つまり購入ボタンをポチっとして、振込先情報が送られてきて・・・所定の口座に振り込んでもらう、という感じですね。

しかしキャッシュレスが進む現代ではカード決済なくしては購入ハードルが上がってしまうのですよ(泣)

で、今までのネットショップでは、カード決済を導入するためには審査を受けて合格する必要がありました。

また、「カード決済店舗」の称号を維持するために月額¥1000~以上のコストが発生し、なおかつ売れたとしても月ごと決済料が発生するなど、維持費がけっこう高いのです!

※カード決済代行事業者により契約形態が異なります。

つまり「ガンガン売りまくって稼ぎまくる(月の売り上げ¥100万とか)」レベルの方、事業者にとっては気にならないかもしれませんが、副業レベルでまだ見込みの立っていない方には少々ハードルが高いです。

その点BASEは、

なんと”いきなり”カード決済が無料で標準装備!!(感動)

これだけでもショップ勢は登録価値ありです。

 

 

④BASEのすごさ、その3!スマホ最適操作画面!

 BASEのすごさ、スマホ運用に特化したインターフェース!

つまりスマホで使いやすいように最適化されているってことです。

時代の流れを感じますね・・(遠い目)

店舗登録から商品写真セッティングからなんから、スマホを意識して作られているのでほんとにスマホだけで不自由なくショップアレンジできちゃいます。

PC世代が苦労してきた(笑)ショップのデザインもオシャレなテンプレートの中から選ぶことができます。

↓左の一覧から選ぶだけ!

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もっとこだわりたい!という方には有料でデザイン購入することもできます。

 私がもっと若いころにBASEさえ・・・BASEさえあれば・・・!(泣)

 

⑤BASEを使いこなすアイデア3選!

 さて、BASEでショップを開いたらいよいよ売るものを検討しましょう(笑)

わかりやすいところではBASEで

・ハンドメイド作品

・制作品(自作CDやCG集など)

・輸入アクセサリー

などが挙げられます。

図らずも最初からギリギリの線をついていく可能性も無いではないので(笑)、

アダルト系や犯罪助長するもの、情報商材など、BASE出品の禁止項目はチェックしておきましょう。

help.thebase.in

 

さて、ネットショップをより身近なものにしてくれたBASEですが、悲しいかな、情報の溢れる昨今で出店と同時に売れまくるというのは難しいです。

BASE単体で運用するよりも、様々なサービスと併用することでお店を多くの人に見てもらえる可能性が高くなります。

イデア1●SNSにお店リンクを貼って紹介する!

YouTubeなど他の副業でも行われていますが、バズ系のSNS(TwitterInstagram)でお店や商品を紹介します。

インフルエンサーからリツイートなどもらえれば、一気に数万人にお店を見てもらえる確率が高まります!

SNSのプロフィールでもあなたと商品をわかってもらうようなページ作りを心がけましょう。

特にInstagramはBASEともサービス提携しており、相性が良いです。

イデア2●スキルシェアなど他の副業と組み合わせる!

別記事で紹介していますが、最初に収益化するまでの道のりは、ネット単体よりリアルな媒体と組み合わせた方が難易度が低いです。

在宅ワーク系で言うとランサーズやココナラなどが有名ですが、もしそれらの副業も検討されているならば、ランサーズで得たつながりをもとにBASEに誘導し個人商品をアピールするなども有効ですね。

イデア3●リアルなつながりや本業の販売窓口としてBASEを使う!

もし本業で商売をされている方であれば、店舗商品のネットショップ窓口としてBASEを活用するのもアリです。ラーメン屋さんでもLINEのQRコードをテーブルに置いてたりしますよね。あんな感じです。

たとえばPC相談や何でも屋さんなどは、ユーザー層がネットに精通していない場合も多く、「プロモーションは地域でビラ配りだけど取引開始はBASEで」などという使い方も有効です。

ローカルビジネスなら町看板やビラの方が、あえてターゲットが広がり薄まるネット出品より最初のきっかけ作りには有効なんですよね。

 

 

 

さあ、いかがでしたでしょうか。

いろいろ書かせて頂きましたが、ネットショップを開店しない理由が見つかりませんね(笑)!

BASEをネットショップとして活用するも良し、決済ツールとして利用するもよし。

素晴らしいサービスを提供してくださっているBASE様がいらっしゃる六本木の方角に毎日お祈りを捧げ、ぜひ”あなたにしかできない”素敵なサービスを発信してください!

 

 

副業としての株、FXってやっぱり手軽でいいかもしれない

副業や在宅ワークを検討するなかで、

・手間をかけずにお小遣いがほしい!

・ガッツリ稼ぎたい!

コスパ良く最大限稼ぎたい!

などと、それぞれの思いがあるかと思います。

これまで私が副業を研究したところ、

大別して2種類に分かれます。

①時間労働型(スキルシェア、ポイントサイトなど)

②資産構築型(ブログ、YouTube、コンテンツ制作)

 

①時間労働型はわかりやすく、時間をかけて分だけ対価が得られるので、

収入を得るには割とカンタンだと思います。

②資産構築型は、スマホ1台から始められるものも多いので、

非常に取っつきやすいのですが、その分ライバルが多く、

正直、時間コスパとしてどうかな?というのもあります。

また、多くの時間を投入したところで稼げる保証が無いというのがツラいですね…。

 

で、時間労働型、資産構築型ともに、最初の数千円、数万円を稼ぐまでにはそれなりにコミットする時間や労力が必要になるわけで、

私の調査によると、「安定的に」「月収5万」とか稼ぐにはやはりどれも300時間とか1000時間の「習得時間」がかかっちゃうんてすよね。

たまに天才的センスでいっちゃう人もいるにはいますが。

 

で、株やFXって時間労働とも不労所得を生むような資産構築とも若干異なる部分があって、

副業界隈では「エイリアン枠」になってたりしてます。パチプロみたいな。

私も投資は10年くらい細々と行ってまして、

最近は資産構築型の副業に取り組んでいますが、

作業の合間にポチポチFXやってると、

数千円とか数万円が秒でいけたりするわけですよね。

「あれっこれやっぱり超優良副業じゃね?」

と思うわけです。

特にFXとか月曜朝から土曜の朝までやってるし、

年末年始とか長期休暇でもやってるし、

100万くらいあれば数千円レベルならサクサクっと稼げちゃいます。

 

ただし欠点は

・マイナスになる可能性あり

・仕事能力のスキルアップしない

・金銭感覚マヒする

ですかね。

巷の「絶対儲かる!」とかは論外として、

ある程度のルール作りをして、その枠内で取り組めば全然、

超優良だよなあと思ったりしました。

なので今後、FXについても書いていこうかなと思っております。

そんな雑記。

 

 

お肌のトラブル、私の治し方

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肌は弱い方で、敏感肌で若い頃から小さな肌トラブルが耐えませんでした。

冬の乾燥もそうですが、夏場の汗負けもひどく、掻きむしった跡が炎症し、さらに痒みが増す悪循環。

特に学生の頃、腰のあたりで炎症が悪化し、かさぶたができては剥がれ、かなりの範囲に炎症が広がってしまいました。

塗り薬はもらうのですが、やはり痒みはどうにもならず、一進一退。数カ月、薬による治療を試みたものの症状は一向に改善せず。

炎症面積が小さくなって、あと少しと思っても、夜中にかきむしったりして炎症のウミが広がり、また元通り。気付けば1年ほど経っていました。もうこのまま治らないんじゃないか…と諦めかけていました。

 

さて、これから記載する方法は、高い薬を使うものではなく、気候によりますが無料で誰にでもできる方法です。実際に私はそれで皮膚疾患が治りましたし、今でも調子が悪い時はこの方法を用いて治しています。

しかし人によっては体質に合わない可能性もありますので、短時間で試しながら様子を見るなどして、無理をせず行ってください。

 

では本題に戻ります。

そんな、ジュクジュク系の皮膚疾患に1年ほど悩まされた私が藁にもすがる思いで試したのが、「日光浴で炎症部分を乾燥させる」方法。

本で誰かが勧めていたものでした。言われてみれば、サーファーやアスリートで皮膚疾患に悩んでいる人は見たことないような…。

(中にはいらっしゃると思いますが)

 

思い立った私は、自転車で50分の海水浴場に走りました。

本で読んだものの詳しいやり方は分からず、でもちょうど夏だったので、少し海で泳いでは寝そべって、疾患部分を中心に「焼き上げ」ました。

その日は朝の10時から夕方4時頃まででしょうか。

そして家に帰って鏡を見てみたら、なんとあれだけ改善が見られなかったジュクジュク疾患部がカラッとキレイに乾燥していたのです。

その頃は10代で回復が早かったのもあるかもしれません(笑)。

あまりの効果に驚いた私は、翌日も海水浴場に走りました。

 

腰の部分はキレイになったので、首や脇の下、膝の裏など、やはり汗負けしやすい患部を日にさらし、あとはひたすら水分を取りながらゴロゴロして「焼き上げ」ました。

まずは少し海に潜って(海水にくぐらして)、2時間ほど焼いて、また海に潜って…という具合です。

 

すると、あれだけ薬でも改善しなかった、体のいたる所の炎症が、2日間の日光浴ですっかり治ってしまいました。

 

なぜこんなに効果があるのか、ずっと考えていました。

今でも、その効果を最大化するために、生理的メカニズムを調べて改善に取り組んでいます。

ベランダでの日光浴も試しましたが、やはり海で焼いた方が効果が高いので、少し海に潜ったりとか、海水に触れることも良い影響があるようです。

 

この療法について思うところとしては、ちょっと素人的発想になりますが、

・単純に「焼いてしまう」ことでジュクジュク系の患部がすぐに乾燥する

・汗をかいても海水で洗い流すので汗負けしない

・海水の塩分が患部を殺菌してくれる

などがおもな要因かと考えています。

入浴時に、患部に塩を塗るなど(苦行のようですが…)も試したのですが、やはりそれだけでも効果がありません。

やはり、

・海水で殺菌し、

・日の光を浴び、

・自然の中でリラックスしながら、

・自然風とともに乾燥させる

という一連の要因が良い結果をもたらしているのかなあと思います。

 

乾燥やアトピーに対しては効果は分かりませんが、もしジュクジュク系の炎症に悩まされている方は、試してみてはいかがでしょうか。

副作用というか、日焼けするとシミソバカスなどはできてしまいますので、患部以外には日焼け止めなどのクリームを塗っても良いかと思います。

 

とは言っても年中ビーチにいることはできないので(笑)、どうしてもという時は、掻かずに患部を広げないというのが大事です。

私は日常的に、お守りの意味でかゆみ止めの塗り薬は持ち歩くようにしています。

(冬は乾燥の痒みもあるので…)

 

薬用成分による皮膚への影響は個人差があるかもしれませんが、私は下記のものを使用しています。

【第2類医薬品】ヘパソフトプラス 85g

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あなたが皮膚の悩みから解放され、人生をもっと楽しめますように。

「年末挨拶」「年始挨拶」のやり方がわからない?しっかりビジネスにつなげよう

年末差し迫って参りました。

近頃は年末挨拶も控えられる傾向になってきています。

「年末で忙しいのにわざわざ来るなよ~」って感じですね。

私も営業を受ける立場になってからはそのウザさが分かるようになりました笑。

さて、そうは言っても得意客であれば行かないといけない、ということもあるでしょう。

なにげない表敬訪問なのですが、その中にもなにかしら新しい提案をユーザーに持っていくようにしましょう。

タイミングとしては年の切り替わり、短期的ではあるもののお互い未来を見る時間であるわけです。

そこであなたが新しい提案を持ち込み、「来年はこれに取り組みましょう」と相手と認識を確認することで、次年のタスク共有となるわけです。

これは自分にとっても意識に刻み込むこととなるでしょう。

たかが年末挨拶、活かすも殺すもあなた次第。

【警報】令和初ショックくるか?リーマンショックを振り返ろう

早いものでリーマンショックから10年、そろそろくるか?っていう雰囲気がじっくりコトコト煮込まれ、醸成されています。

現在、世界経済が手元であっためているリスクは複数あり、いつそのトリガーが引かれるかというのをビクビクしながら世界中のみんなで見守っている状況です。

今回は、2008年に始まった金融初世界同時不況のモデルケース、リーマンショックを振り返り、現状に当てはめるなどして、危機に備える術を探ります。

 

 

①当時のきっかけ

リーマンショック、サラリーマンじゃなくてリーマン・ブラザーズだよ!

若い方は「リーマンショック」という言葉を、思い出話まじりに上司から聞いたぐらいかと思います(居酒屋で)。工場も週3~4勤務になり、それでも仕事無いから敷地の草むしってたけど草もむしり尽くしました、みたいな。

リーマンショックは、サラリーマンが失業したショックというのも結果的に間違いではないのですが、アメリカのlehman brothers証券の破綻が始まりです。

そのきっかけは、サブプライムローンの破綻でした。要約すると、値上がり狙いで買った個人の住宅ローンが行き詰まり、個人破綻が増え、その住宅ローンを「商品化」した債権が暴落→それを組み込んだ投資信託など数多の派生商品も暴落→それらをたんまり買ってた銀行の損失!阿鼻叫喚地獄!という流れでした。

そのため金融業界がまずは実弾を浴びて急速に停滞、その流れが実業界に続いていきます。

余談ですが金融市場では、アメリカ時間に暴落し、翌朝起きたら損失が膨らんでいた様を表す「おはぎゃあああ」というワードもこの時に生まれました。

 

②景気の底打ちまでの経緯

リーマン・ブラザーズ破綻で金融業界→カネの循環がストップ→実体経済のカネも止まる→企業破綻増加→景気急落

銀行業界でカネの流れが止まると、企業が予定していた設備投資も凍結します。大規模な設備投資はもちろん、小規模な案件まで波及し、その案件を受注予定であった下請けも、受注が延期され体力を失った企業が潰れていく、という流れでした。

当時はiPhoneブーム、スマホブームによって、スマートフォンの部品を作るメーカー、サプライヤーはまだ活況でした。併せてリチウムイオン電池の技術が発展し、電気自動車案件も相まって、電池にまつわる設備投資は、全体が停滞する中でもまだマシ、という状況でした。

少しマクロ経済の話になりますが、アメリカを中心としてQE、いわゆる量的緩和が行われ、各銀行が絞った蛇口を、各国の金融の元締めである中央銀行が、カネを大量に市場に供給することで、止まったカネの流れを政策的に回復させる手法が取られました。

アベノミクスも同様の手法です。異論も批判もありますが、最悪の状態を回避するという意味では一定の効果があったといえます。

 

中国経済のアシストで復活

●そんな中でも伸びたのが中国経済

かねてから伸びる延びると言われながら小康状態にあった中国経済が、このタイミングで急速に発展しました。特にスマートフォン関連が大きく牽引しましたが、最新設備の導入も進み、13億の人口ポテンシャルが一気に活性化された印象です。

 

●「インバウンド」を拾えた企業は生き延びた

ここからは記憶に新しいと思いますが、中国経済の発展とともに豊かになった中国国民の観光需要、いわゆる日本へのインバウンドを受け止められた企業は伸び、あるいは厳しい経営状況を脱することができました。

単純に観光産業だけでなく、コスメや日用品、炊飯器などもなんか中国でバズったみたいで、比較的小物のメーカーは恩恵を教授できました。

BtoBでも業界によっては特需が発生し、重要市場としての中国にフォーカスする企業も多数現れましたが、市場参入に独特なクセがあり(怪しいブローカーとか)、入り口で博打を打たされる、「無理ゲー」市場との嘆きも数多く聞かれました。

 

そんなこんなありながらも、この時期の中国が牽引してくれたからこそ、世界経済は順調に回復の一途を辿りました。

といっても、やはり全業種ではなく、「刺さった」企業とそうでない企業の差はありつつ。

 

④2019年を振り返る、リスクは増加も小康状態、景気指標は減衰

●米中貿易摩擦

半導体業界などでは、ファーウェイを例にとりますが、トランプと習近平の関税競争や技術規制など、現在でもバトル自体は継続しております。お互いハードランディングは望んでいないと思いますが、実業界からすると、バトル自体が余計なものとして見られており、トランプのツイートで株価や為替が乱高下するなど、予測できないエキサイティングな展開そのものがリスクとして捉えられています。

ブレグジット

ブレグジット自体は、メイ首相の時に議論が交わされ、現在もグダグダなバトルが続いています。これによるヨーロッパでの経済的な影響も実業界ではジワジワと出てきており、ヨーロッパ全体がその動向に注目しています。

ヨーロッパの企業の偉めの人に「ヨーロッパどうよ」と聞くと、まず「イギリスが」といいます。

ドイツ銀行、銀行全般

金融業界では“ドイツ銀行の破綻“ というキーワードをよく目にします。株価はどんどん下がっており、次のショックはドイツ銀行を起点にするものだ、という論調も、リーマンショックでの流れを見ていると必然と思われます。しかし決定的なショックの片鱗は見えず、やばいやばいと言われながら現在に至るまで、小康状態が続いています。

PIGSと呼ばれる、ポルトガルイタリアギリシャスペインの財務状態も、リーマンショックの後から併せて議論されることが多いですが、こちらもやばいとは言われつつも小康状態です。

●オリンピック

その頃一方日本では、東京オリンピックが近づいていますが、不動産業界や建設業界を中心に、オリンピック後の需要低下を懸念する声が絶えません。

ハコモノを作る時に必要な現場の人材が不足していることもあり、再開発のプロジェクトや工場の設備投資が先延ばしされていることもあり、オリンピックが終わったら何も仕事がない!という状態まではいかないようですが、それでも雇用をリードするでかい案件が 終わってしまうことは、市場に一定のダメージを与えることは 間違いないでしょう。

●経済指標の鈍化

不動産販売額や販売件数も低下してきています。10月の消費増税をきっかけに、個別の経済指標も悪化してきており、また、今年のクリスマスは消費が控えられているようで、小売業からは閑古鳥報告が。

amazonシフトしてるだけかもですが、飲食店も元気がないようです。

 

⑤まとめ

●オリンピック前後と目されるが年始〜5月も要注意

日本ではオリンピック前後で景気が急速に悪化する、という推測が多いですが、アメリカでの年末商戦の結果をもとにした経済指標や、ヘッジファンドの決算、財界の景気見通しなど、年の始まりは環境が変化するイベントが多いです。クリスマス休暇を終えた欧米勢が、正月休みの日本市場を狙ってくる事もあります。

また投資界隈では、セルインメイと呼ばれ、特に日本では3月決算の結果がその頃に発表されるため、一旦株価が調整に入ることが多いのも、下落のきっかけに なりがちです。

●銀行と財界の動向に注目

取り急ぎ 年末年始に注視しておきたいのが株価の動向です。金融界隈でもAIやプログラムによる自動化がほぼ成熟しており、何らかのショックが起きた場合に為替や資金供給など 実業に影響を及ぼすスピードは計り知れないものになっています。

もしそのような片鱗が見えた場合は、株価だからとスルーせずに、ニュースを深掘りするようにしましょう。

加えて年始の日経新聞では、各業界のトップが経済展望を発表する文化があります。やっていることは株価予想と大して変わらないのですが、連なる中小企業もこれを見てその年の景気を占ったりするので、結構影響力が強いです。

 

2019年も、年始に為替が急落する場面があり、色々と危ぶまれましたが、結果としては 好景気に沸いた一年となりました。

しかし進行するリストラなどを見ると、もはやこれまで馴染みであった、“景気が下がればみんな休み、景気が上がるまで辛抱する“という意識では通用しなくなります。利益体質強化のためのリストラなんで、終わりが無いやないか!と思ってしまいます。

博打っぽい部分もあるのですが、これからはやはり一人一人が経済の動向を分析し、自分の行動へ落とし込んで、自分で考えて行動する力が必要となります。

勉強しないサラリーマンが多いと言われる日本ですが、激変し乱高下する経済状況に振り回されないためにも、まずは自分の興味のあることから学びを始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

"やること"と"やらないこと"を決めよう/思考の引き算

アップルのスティーブ・ジョブズいわく、

「(経営や製品で)なにをするのかを決めるのも大事だが、なにをしないかを決めるのも同じくらい大事だ」

 

私が「捨てること」を意識し始めたのは体感的には35歳でした。

これまで「やりたいこと」を中心に行動を組み立ててきましたが、やりたいこと/やるべきことは沢山あれど、すべてを十分な熱量でこなしていくのは無理というのが分かってくるんですよね。

 

 

①何も見えない20代、ちょっと見えてる30代

20代の時は、「これが終われば次にあれをやろう、その時まで目の前の事を全力でやろう」っていうスタンスで取り組んでたのが、30代になると、ひとつのことを優位性を持てるぐらいモノにするまでの時間やクオリティがだいたい分かってくるんですよね。それで、目の前の「これ」と次にやろうと思ってる「あれ」も、まあ一般的には300時間とか1000時間とか言いますが、じっくりと取り組む余裕がないと保留にしていくんです。

かつ、お恥ずかしいことに、35歳からは徹夜とかハードワークとかに多少しんどさを覚えて、それなりのとこで無意識セーブがかかるか、あるいは長時間寝ちゃうとか。20代のアクセル踏みっぱなしに比べると、ブレーキもちゃんと踏むようになりました。(普通)

で、私は30あたりからレガシーめの産業で「新規事業・新規開拓」みたいなことを長らくやってきたんですが、ひとつの事業を立ち上げて最大限に伸ばして綺麗にまとめるまでには、だいたい10年ぐらいかかるんですよね。もちろんゴールをどこに見定めるかも重要ですが、「綺麗にまとめる」ってのは「仕組化して事業が自走運転して育っていくレベル」を指しています。要するに手を離してもちゃんと一人で自転車こいで上達していく子供って感じです。なんとなく儲かりつつ基本形を整えるまでなら5年くらいかな。

 

②40代からは思考の引き算

そうすると、たとえば40歳だとしたら、まだ体力ブースト効かせられるうちにゼロスタートでぐんぐん伸ばす事業持つって、多くてあと2~3本だと思うんですよ。人にも事業内容にもよりますが。

で、30代でそれなりに「見えた」仕事を40代でバズるとすると、あれこれ手出しするよりコア部分にコミットした方が効率が良いわけで、ジョブズのように「削って削って」とまではいかないまでも、非効率なこと、「それ今やる?」ってことは思い切って捨てないと、薄い時間を挟んじゃえば途端に遅々として進まなくなってしまいます。

 

日本経済が基本的にジリ貧になっている昨今、多くの企業が新規事業に望みを託し、本業以外に手を広げようとバタついています。かたや、右肩上げに疲れ、「ほどほどサイズ」までダウンサイズしたい企業も多いようです。

特に案出し案出しで、「何かやってれば気がまぎれる」経営をやってる会社ってすごく多いですよね。で、やること過多で全体的に疲弊していくか、軸ブレブレで何もやらないのと変わらない状態に進んでいきがちです。「何かをやらない恐怖」ってのも非常によくわかりますが、「これやんなくても変わんなくね?」ってものから捨ててみて、定期的にフィードバックすると、引いていくのがうまくなっていきます。

 

イデアをかたっぱしから積んでいく”足し算”よりも、ジョブズの言うように「やらないことを決める」”引き算”を意識すると、本当に必要なものが見えてくるかもしれません。

ていう40代にします!